思い出の数だけ涙がにじむ

 

 

 

 

昨日、会社で新しい人が来たから歓迎会をした。

 

 

 

一昨日、先輩たちと飲みに行った時にある先輩に彼女がいるかいないかの話になって、皆居ないだろーってなったんだけど、僕の同期だけ、絶対いる!って言っててね。

その先輩とか周りの人に彼女いるって聞かされてたみたいで、皆から言われてるのに断固として譲らなかった。

 

 

 

だから多分あのメンバーの中じゃ一番仲がいい僕が、彼女いるのか聞くことになった。僕もあそこまで同期が言ってたから、気にはなっていたから。

 

 

 

 

 

それで昨日、聞いたんです。

 

 

 

 

 

そしたらいないよ?お前それ誰から聞いたんだよ!って言われました。同級生を狙ってた話やtwitterでの話を聞き、内心すごい驚いていたんだけど、ちょっと信じられなくて。後で再度聞いたんです。

 

 

 

 

 

そしたらある先輩にはもう言ってあるし知ってるよ、とか言われまじかっ!!!!知らなかったの俺だけ!!!と、驚愕が追い打ちをかけてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はあ。

 

 

 

 

 

 

でもその先輩が、僕や先輩と出会えてよかった。あの会が出来て嬉しかった、今まで学校でも友達いなかったからさ。今が楽しい。って聞いちゃったら、さっきのカミングアウトは流すしかないだろ...。

 

 

 

 

でも、その会と花火出来たら、会社辞めるらしい。冗談で言ってたけど。てか本当はすべて冗談じゃねーのか?

 

 

 

 

 

でも僕も、会社の人とは距離がある関係しか築けないだろうとずっと思っています。友達のような、プライベートでも遊ぶような、ふざけあえる関係ではなく、言葉に仮面を掛けて、会社だけの一時的な関係なんだろうって。

 

そういう風に一線を引いてきたし。

 

 

 

 

 

 

まあ結局、人の気持ちもわからないし、自分に自信がないから深く人と付き合うなんてリスキーなことしたくないし。

 

 

 

 

人間関係や友達は、昔から付き合っていた人たちだけでいいかな、と思ってます。新しく作るのが苦痛。面倒だとさえ感じる。

 

 

 

 

 

そういえば、友情は一方通行なんて言葉を聞いたことがある。

 

 

 

 

初めて聞いたとき、確かにと感じた。そうかもしれない。気持ちなんて互いにどこかしらズレているものだと思う。

 

 

 

 

 

 

友達なんて会う機会やきっかけがなくなれば、消滅してしまう関係。

機会やきっかけをつくらなくても、自然とできていたけど、転勤や卒業等でそれがなくなればそれで終わり。

 

 

 

 

 

出会うよりも続けていく方が遥かに難しく大変。

先を思うだけでおびえてしまう。億劫になって、結局ある程度の関係しか望まない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽や空気が思い出を刺激して、僕の頭の中で回顧させる。

 

 

 

 

 

 

 

 

思い出は気が付くと美化されているもの。

 

 

 

 

 

 

物や時間が色づけていく。